再生医療の未来
再生医療は「夢の治療法」という印象がありますが、今やそれは夢ではなく現実的な治療法として未来に大きな可能性を秘めていると考えます。今までは臓器が機能しなくなれば、医薬品の摂取や器具を使っての補助、あるいは臓器移植などの方法がとられていました。しかし、再生医療は自分の細胞を使って新しい臓器を作るというところに大きな期待があります。ホテルや旅館のコンサルティングや臓器移植の場合は拒絶反応などの問題がよく取り上げられますが、自分の細胞で作った臓器であればそういった懸念は少なくなるのではないかと思われます。また臓器移植というのは大きなことで、誰でも受けられる手術ではありませんが、再生医療になれば一般的な治療方法としてどのような人でも受けることができるようになる期待があります。特別にお金がある人だけが受けられるものではなく、所得に関係なく誰でも受けることができるものであれば、多くの人が救われていくでしょう。また、事故などで手足などの体の一部分が失われた人が、再生医療によって取り戻すことができる期待もあります。我が家に、子どもがいなかった頃の話です。時々、近所の子供や友だちの子供が遊びに来ることはありましたが、カーペットに落書きされたり障子を破る程度だったので特段気にすることもありませんでした。弁償をして欲しいとも思ったこともないし、子どもがいればこういうものだろうという感じだったんです。ところが、親戚の子供3人は別でした。親のしつけの問題なのか、お菓子のゴミは投げつけてくるし、家の中を走り回ったり、飾り棚も勝手に開けるしで叱る人もおらずやりたい放題。それが楽だったのか頻繁に遊びに来るようになると、危険な台所でも遊びまわるしとにかくうるさいし来るたびに何かを壊していくような感じで正直うんざりしていました。ある時、バリーンッと大きな音がしたのですが子供たちの笑い声が聞こえていたので怪我はないだろうと思っていました。しかし、親戚が帰ろうとした時「開かない」と言うんです。玄関ドアには後付けの網戸を設置していたのですが、網戸部分も破れ、外枠が大きく歪んでしまい開閉することが難しくなっていました。恐らく、体を委ねてバウンドさせて遊んでいたのでしょう。連れて来た親たちも謝らないし、子どもたちも謝りませんでした。壊れた網戸は修繕しましたが、親戚付き合いが希薄になりました。